
仕事のストレスで限界
涙が止まらない、月曜日から仕事があると考えると苦しい
このままだと、どうなってしまうの?

ストレスが限界にくると、精神や心身に深刻な影響を与えます
この記事では、ストレスによって表れる症状やストレスが限界を迎えたときに表れる症状、またストレスへの対策方法について紹介するよ!!
もくじ
1.もう限界はきているかも

「些細なことでイライラする」
「仕事の達成感が感じられない」
などといった小さなサインからストレスへの限界は始まります。
サインをそのままにして見過ごしてしまうとストレスは積み重なり、それが限界を迎えてしまうのです。
2.仕事のストレスが原因になる3つの理由
ここでは、仕事でのストレスになる代表的な原因について3つご紹介します。
2-1.社長がワンマン

「辞めた社員や頑張っている社員の悪口を言う」
「自分が一番偉いと思い、意見が違う社員を排除しようとする」
「自分の気分で指示やルールがコロコロ変わり、怒鳴ったり悪口を言う」
というようなワンマン社長のもとでは社員にストレスしか与えず、離職率も高くなります。
そのようなワンマン経営を続ける会社はいずれ崩壊してしまいますので、早めの対策が必要です。

僕が勤めていた役場でも、当時の町長はワンマンだったよ
激しく怒鳴る人だったので、周りの職員も気が病み、中にはうつ病になる人もいたよ
2-2.上司やリーダーが不真面目

「仕事をしないでどこかで油を売っている」
「嫌な仕事は逃げる」
というような不真面目な上司やリーダーの場合、まじめに仕事をすることがバカらしく感じイライラがたまります。
また、

「私よりたくさん給料をもらっている上司が何で遊んでいるの?」
という不平等感を感じるためストレスはたまる一方です。
この場合、課長や部長に相談をして上司への対応を求めましょう。

僕の直属の上司も仕事なんかやらず、毎回外で油を売っていたよ
当時、それがものすごいストレスになっていたよ
2-3.好きでもない仕事を続けている
好きでもない仕事を続けることもストレスの原因になります。

「何で、こんな仕事をしているのだろう?」
「自分にはもっと向いている仕事がある」
といった考えがよぎるため、頑張ることができません。また、スキルも身につきません。
もし、

「この仕事にはやりがいがある」
「この技術を身につけて、将来スキルアップするんだ」
という思いや目標があれば、仕事のモチベーションを保ち続けることができます。
3.仕事の限界がきているサイン
ストレスの小さなサインを見過ごしたままにするとそれがどんどん蓄積されていき、そしていつか限界を迎えます。
ストレスの限界で取り返しがつかなくなる前に、早めの対策を心がけましょう。
以下に、ストレスによって表れる身体的な症状と精神的な症状についてご紹介します。
3-1.いつもだるい

「いつも体が重く感じる」
「よく眠っても疲れが取れていない気がする」
忙しい時期なら一時的にこうなることもあるでしょう。
しかし、いつもこのような状態が続くなら注意が必要です。
3-2.頭痛がする
ストレスからくる頭痛には鈍い痛みがあり、数時間から数日の頭痛が繰り返し起こる場合と、毎日のように起こる場合があります。
毎日のように頭痛が続く場合、強いストレスを受けているサインです。
3-3.体重の増加、減少

「食欲がなくなった」
「甘いものがやめられない」
などストレスが続くと、不安や悩みで食欲不振になり、食べる量が減ってしまいます。
そのため、体重が減少するのです。
逆に、ストレスによって睡眠や血糖値が不安定になることで異常な体重増加を引き起こす人もいます。
3-4.眠れない

「夜、眠れない」
「朝起きるのがつらくなってきている」
「仕事中、眠気がする」
仕事のプレッシャーで眠れなくなるときはあるかもしれませんが、眠れない症状が慢性的に続く場合には注意が必要です。
1か月以上の睡眠障害が続くと、倦怠感や食欲低下などで日常生活に支障が出てしまいます。
3-5.吐き気や胃もたれがする
胃の消化機能には自律神経を介して脳をコントロールする働きがあります。そのため、強いストレスを感じると吐き気や胃もたれなどが起こります。
もし、胃の不調が続くならそれは強いストレスを受けているサインです。
3-6.イライラする
仕事や人間関係で多少のイライラは誰にでもあります。
しかし、

「ちょっとしたミスでも大声で怒鳴る」
「軽い冗談でも本気で怒ってしまう」
といった、些細なことで我慢できないほどイライラする場合は強いストレスを受けているサインです。
3-7.気持ちが晴れない
嫌なことがあって一時的に気持ちが晴れないことは誰にでもあります。
しかし、

「何をしても楽しくない」
「仕事のやる気がでない」
「モヤモヤした状態が続いている」
といった状態が続くようであれば、強いストレスを受けているサインです。
3-8.興味や関心が薄れた

「これまで興味や関心があったことに対して感心が薄れた」
「何に対しても関わりたくない」
など、ストレスによって心身に疲労がたまっていくと体を動かすことが嫌になり、これまで好きだったことの興味や関心が薄れていきます。
3-9.集中力が続かない

「簡単な作業でも、何度もミスを繰り返す」
「考えても、考えがまとまらない」
「物事に集中できない」
「物事が頭に入ってこない」
などのように集中力や記憶力が低下し、頭が回らない状態が続くようであれば自律神経失調症やうつ病などにかかっている可能性があります。早めに、病院で相談しましょう。
3-10.無気力になる
無気力になると、

「会社に行きたくない」
「これまで好きだったことに興味や関心がなくなる」
「休みの日でもやる気がでない」
といったことが見られます。
2週間以上無気力な状態が続くと、うつ病や統合失調症などの疑いがありますので病院で相談をしましょう。
4.「こころの耳」で、ストレスを簡単診断

「今の自分はどのくらいストレスを抱えているのだろう」
と気になる方もいると思います。
厚生労働省が運営している「こころの耳」では、簡単にストレス診断を行うことができます。
気になる方は、下記のリンクからクリックしてみてください。
5.限界のサインを無視し続けると起こる危険な症状
小さなストレスでも無視し続けると、やがて大きなストレスになっていき、そして取り返しがつかなくなります。
ここでは、ストレスによっておこる危険な症状についてご紹介します。
5-1.太りやすくなる
ストレスによって「コルチゾール」というホルモンが分泌されると、脂肪が蓄積されやすくなります。
その結果、太りやすくなってしまいます。
5-2.自律神経が乱れる
ストレスによって自律神経が乱れると、体温調整がうまくできなくなってしまいます。
また、頭痛や吐き気、めまいなどを我慢していると、自律神経失調症になってしまいます。
5-3.うつ病などの精神的な病気の発症
✔ 「抑うつ気分」 ✔ 「思考力が低下」 ✔ 「意欲の低下」 |
といった心に表れる状態や、
✔ 「睡眠の異常」 ✔ 「食欲の低下(または増加)」 ✔ 「疲労や倦怠感」 ✔ 「ホルモン系の異常」 |
といった体に表れる症状はうつ病などにつながる症状です。
もし、このような症状が見られ場合には病院で相談を受けましょう。
6.当てはまると危険なサイン
ストレスが限界を超えると、次のような重い症状が表れます。
症状が重くなってしまうと長期の治療期間が必要になります。早めに対策をとりましょう。
6-1.理由もなく涙が出てくる
ストレスが限界にまでくると物事をネガティブに考え、落ち込んだ状態になります。
また、情緒が不安定になり、理由もなく涙があふれ出てきて止まらなくなります。
このような症状が1か月以上続くようであればうつ病も疑われますので、病院で相談をしましょう。
6-2.死にたくなる
ストレスで自分を追い詰めるほど深刻になると、

「生きていても仕方ない」
「楽になれるかもしれない」
というように考えてしまいます。
特に、周りに相談できる人がいなかったり、自分一人で悩みを抱えている方は気をつける必要があります。
7.仕事の限界にきたら今すぐにやるべきこと
病気でも早めの対処が必要であるように、ストレスも限界を迎える前に早めの対処が必要です。
ストレスを我慢し続けてしまうとうつ病などにかかってしまい、治療には長期間かかってしまいます。
ストレスで心身を病んでしまう前に、早めの対処を心がけてください。
7-1.休む
強いストレスで限界にきているなら、休暇をとって心身を休めることも大切です。
仕事を休むことを悪く思う人もいますが、仕事のストレスを解消する効果的な方法は仕事から離れることです。
思い切って、長期休暇を取得してみてはどうでしょうか?
有給休暇は法律上、労働者に認められた権利なので休むことは悪いことではありません。
ストレスで会社のトイレで血を吐きましてあかん、限界、辞めようかなと思って9日連休とって、アメリカまで旅行しました。
グランドキャニオン等を訪れまして地球ってでかいなぁ、自分てちっさいなぁなんて感じて、もうちょっと頑張ってみようと思いなして、それから15年ほどたちましたが今も同じ職場で頑張ってます。
7-2.病院に行く
すでにストレスで限界に近いサインを感じているなら、病院で相談を受けましょう。
精神への症状は自分で自覚することが難しく、放っておくと心身とも重症化してしまいます。
精神科では
✔ 「不安やイライラ」 ✔ 「不眠」 ✔ 「うつ」 |
などといった症状を対象にしています。
心療内科では
✔ 「頭痛」 ✔ 「吐き気」 ✔ 「動悸」 |
などといった症状を対象としています。
7-3.相談する
ストレスで限界に近いと冷静に判断することができません。
信頼できる人に悩みを相談しましょう。
信頼できる人に相談をすれば、ストレスの解消にもつながります。
8.仕事が限界、誰に相談するべき
ストレスからの不安や悩みを一人で抱えこんでしまうことは危険です。
悩みや不安については、信頼できる人に相談をしましょう。
自分の悩みに寄り添って聞いてもらえる相談相手に話すことでストレスが解消されるだけではなく、よいアドバイスがもらえることができます。
8-1.上司に相談

「仕事が多い」
「今の仕事に向いていない」
「職場の人間関係に不満」
など、仕事や人間関係については上司に相談をしましょう。
部下の相談にのることも、管理職である上司の仕事です。
もしストレスで病的な症状が表れ、それを示す医者からの診断書があれば説得材料になります。そうすれば、上司も無視できないはずです。

僕の知り合いで診断書を提出したら、上司の対応が変わったという話を聞いたことがあるよ!!
8-2.先輩や同僚に相談
もし、上司が直接のストレスになっている場合、信頼できる先輩や同僚に相談をしてみましょう。
先輩であればあなたよりもその会社で長く働いていますので、よいアドバイスが聞けるかもしれません。
同僚であればあなたと同じように悩んでいる場合もありますので、共感してくれたり親身になって相談にのってくれます。
8-3.親友や友人に相談
仕事の悩みや不安は上司や先輩、同僚に相談することが一番ですが、その原因が当の本人たちであれば直接相談をすることができません。
このような場合、親友や友人に相談をしてみましょう。
もし、親友や友人に似たような経験があればよいアドバイスがもらえたり、悩みや不安に共感してくれます。
8-4.社内の相談窓口を利用
大企業の場合だと社内に相談できる窓口があります。
しかし、社内の相談窓口を利用すると社内の人に相談したことが知られてしまう場合があります。
それが嫌という方は、専門機関の相談窓口を利用する方法があります。
9.相談できる相手がいなければ、専門機関の相談窓口を利用
もし、周囲に悩みや不安を相談できる人がいなければ、公的機関などの相談窓口があります。
相談は無料で秘密は守られます。気軽に利用しましょう。

10.仕事がつらいなら、転職も検討
もし、今の職場に根本的な問題がって改善ができない場合、転職で職場環境を変えてみることも検討してみましょう。
転職エージェントはあなたのキャリをもとに適切な転職先について親身に相談にのってくれます。
相談は無料で、料金も一切かかりません。
もし、あなたがストレスの少ない会社を希望したい場合にも転職エージェントならあなたにピッタリな転職先を紹介してくれるはずです。

「私はこの先、どうればよいのだろう?」
などと悩んでいる方も、一度転職エージェントに相談をしてみましょう。
もし、エージェントにすすめられた転職先について、

「何か違うな・・・」
と思った場合には転職案件を断ってもOKです!


ローンがあると、なかなか仕事を辞められないので借金には注意しよう
11.なかなか辞められない場合は、退職代行サービスを利用
もし上司が辞表を拒んだとしても、法律上では最短でも2週間以内に辞表を提出すれば会社を辞めることは可能になっています。
つまり、辞めようと思えば会社はいつでも辞めることができます。
しかし、

「直接会社に辞めたいと言い出せない」
「怖い」
と感じている方は退職代行サービスを利用しましょう。
退職代行サービスは、あなたに代わって会社を辞める手続きを行ってくれる画期的なサービスです。

12.仕事のストレス、ダメ、絶対!!
自分は何に対してストレスを感じているのかじっくり考えてみましょう。
ストレスで無理をして仕事を続けると心身が病んでしまい、場合によっては治療に何年もかかってしまうこともあります。
ストレスの限界で心身が病んでしまう前に早めの対策を取りましょう。

会社よりも何よりも大切なのは、あなた自身です
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