厚生労働省は男性が育児を取得できるように、法律を整備する方向で働いています。
今回は男性の産休の必要性について、データーから解説してきます。
妻と夫の平均育児時間
国立社会保障・人口問題研究所「第6回全国家庭動向調査」より引用
国立社会保障・人口問題研究所が行った第6回目の全国家庭動向調査によると、平日の妻の平均育児時間は532分、休日は680分になっています。
その一方、男性の平日の平均育児時間は86分、休日は322分になっています。
両社を比べると、平日は6倍以上、休日は2倍以上の差があります。
妻と夫の育児分担割合
国立社会保障・人口問題研究所「第6回全国家庭動向調査」より引用
妻と夫の育児分担割合について第6回目の調査を見ると、妻の育児分担割合は79.6%、夫の育児分担割合は20.4%になっています。
育児分担割合について両社を比べると、4倍近くの差があります。
男女の子育てと仕事の両立について
厚生労働省「平成28年社会保障を支える世代に関する意識調査結果」より引用
こちらは、男性と女性の子育てと仕事の両立について表しています。
「仕事が忙しくて、十分な子育てができない」と答えたのは女性が25.5%であるのに対し、男性は53.9%になっています。
出産・子育ての環境整備の推進で重点を置くべき方策
厚生労働省「平成28年社会保障を支える世代に関する意識調査結果」より引用
こちらは、男性と女性の出産・子育ての環境整備の推進で重点を置くべき方策について表してます。
男女とも、出産・子育ての環境整備について臨んでいることは、1位が「児童手当等の経済的支援の充実」、2位が「教育費の負担の軽減」、3位が「保育所等の充実」になっています。
このことから、出産・子育てについて資金的な援助を求めていることがわかります。
育児ノイローゼになりやすい人の特徴
以下は、育児ノイローゼになりやすい人の特徴について挙げています。
・まじめで完璧主義な性格の人 ・周囲に頼れたり相談できる相手がいない人 ・ストレスが発散できない人 |
約2人に1人が育児ノイローゼになりやすいと言われていますので、これらに該当する人はまわりの人に頼りながら育児ストレスとうまくつき合うようにしましょう。
男性の産休について、みんなの意見
最後に、男性の産休についてみんなの意見をまとめてみました。
実際に産後すぐから育休を取得した身からすれば、産休新設は大歓迎。
育休を取るにあたって大変だったことの1つが、いつから休みに入るかわからないことで、いつまでにどの程度引き継ぎすべきかわからないことだったからね。同僚他部署等各所に迷惑をおかけした。#男の育休https://t.co/hjrtEPPGP0— ほりえ@育休中 (@ikukyuudanshi) December 11, 2020
僕は取りますよ(^O^)/
雰囲気というか、とってもカバーしてもらえる組織があることが大事なような
男性の育休促進へ、個別の確認義務化 「男性産休」も新設へ 厚労省方針 https://t.co/FPOY6BOtAM— こばやし なおふみ (@k0bA_N) December 11, 2020
これ本気で実現してくださいね。そして世の中の夫はしっかり育児参加してくださいね。産後1ヶ月はワンオペだと間違いなく母親は精神的にも肉体的にも死にます。0歳児育児中の女性より。
— さより (@lplz_amean) December 12, 2020
ただ取れるだけじゃなく、誰がいつ取っても職場が回る環境作りもして欲しい。
— れーな (@reiko_kk) December 12, 2020
夫がちゃんと家事してくれるなら休んでほしいけど結局奥さんの仕事が増えるなら休んで欲しくない。休んで欲しくても給料下がるから休めないとかある。妊婦検診、出産、赤ちゃんの用意、とにかく金がかかる。政府としては男性の育休増えてほしいんだろうけど色んな意味で増えないのは仕方ないないと思う
— むー (@acvtTzWe520DBE) December 12, 2020
企業が男性に働きかけることを義務付けるのか。
働きかけのレベルを設ければ企業は「働きかけました」、男性の「何もありませんでした」の齟齬は減りそう。— 佐野創太@「退職学」の研究者/守りの編集者 (@atsuhiko_kamiya) December 11, 2020
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